行政書士開業から現在までの実体験談や事務所経営や実務において日々思ったことを綴っています。
行政書士を開業してからの失敗事例1
僕の事務所はお客様からのクレームはほとんどありません。正直、こなしている業務数の割にクレームはかなり少ないと思います。
行政書士業務は失敗の許されないセンシティブな仕事ではありますが、人間である以上、ミスしてしまうこともやはりあるものです。(どんなに確認や注意していても、やってしまうことはあります。)
実際に僕も大きな失敗をしてしまい、お客様にご迷惑をかけ、怒られて報酬だけでなく実費もご返金して大赤字を打った事があります。
失敗は何だったのかと言いますと、「書類の確認ミス」です。
会社設立手続き等の際には定款を作成しますが、この定款には出資者や役員の氏名住所が記載されます。
その氏名住所は印鑑証明書と一言一句違わぬよう記載しなければならないのですが、この中の文字を間違ってしまったことがあるのです。
不思議なもので、書類は何度見直しても、自分で作成したものですと「大丈夫に違いない」という色眼鏡で見てしまい、間違いに気づくことが難しいです。
行政書士の作成する書類は一文字間違いがあっても許されないわけですから、この部分は本当に気を遣って、慎重に慎重を重ねて取り組まねばならないと、失敗をして思い知らされました。(はじめから自覚はしていましたが、失敗というのは本当に精神的にも大きなショックです。)
我々の仕事の性質を考えても、ミスや失敗が起こりうるほとんどのケースは「確認ミス」に起因すると思います。どんなに確認しても、確認しすぎるということはないと肝に銘じて現在は業務に取り組んでおります。
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