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行政書士試験にまつわる実体験、参考図書、試験概要などをご紹介。

行政書士試験合格体験記(点数公開中)

行政書士法人WITHNESS代表、渡邉行政書士の行政書士試験合格体験記を赤裸々に公開しております。これから行政書士試験の受験をお考えの皆様のお役に少しでも立てば幸いです。

平成15年度行政書士試験結果

・受験者数:81,242人  合格者数:2,345人  合格率:2.89%

財団法人行政書士試験研究センターより

私の平成15年行政書士試験結果

法令問題(択一) 42点/70点  (地方自治法全滅!)
法令問題(記述) 24点/30点  (地方自治法全滅!)
一般教養 28点/40点
合計 94点/140点 ※合格は6割(84点以上)

 

平成15年度行政書士試験の感想

合格率の低さからも、難しいかった方ではないかと思います。
実際に試験会場で問題を解いていた時は「む、むずかしい・・」と冷汗をかいていたことを覚えています。

勉強自体は結構頑張ったので、それなりに自信はあったのですが、前日は眠れず、明け方5時くらいまで「ヤバイ、ヤバイ、眠れない・・」と焦ってテキストを読み返していました。

平成15年度の試験は憲法が簡単だったので、比較的出だしは好調だったのですが、先に進むにつれて難しくなり、なんと地方自治法は択一、記述を通して全問不正解でした。(きちんと勉強していたにもかかわらず・・・・)

やはり、「憲法」「行政法」「行政書士法」そして「一般教養」は得点源だと感じました。
他の関係法令に比べると比較的簡単で、出題率も高い分野をどれくらい定着させているかだと思います。

私自身、地方自治法は全滅してしまいましたが、憲法が全問正解だったのでカバーできたと言う感じです。これから受験される方は、憲法は簡単なのでしっかり暗記しておいた方が良いでしょう。

15年度は記述式のパートで、憲法の条文が英語で出題されると言った初の試みもありましたが、前年海外留学をしていた幸運も手伝って、難なく解答できました。(もっとも、条文さえきちんと覚えていれば、英語ができなくても解ける問題でしたが。) 

行政書士試験日までにおける私の過ごし方・勉強法 1問1答

Q. スタート時期はいつですか?合格にはどのくらいの期間必要ですか?

A. 私が勉強をスタートしたのは4月です。大学に通いつつ、就職活動やアルバイトをしながらの勉強でしたので結構きつかったです。必要な期間というのは人それぞれでしょうが、ゆとりを持って1年くらいのスパンで学習計画を立てたほうが良いと思います。
 

Q. 1日の勉強時間はどれくらいでしたか?

A. 最低でも1日3時間は勉強していたと思います。長い日は6時間くらい勉強していました。勉強開始が遅かったので、試験までは1日も休まず勉強しました。

Q. 得意だった科目・重点的に勉強した科目は何ですか?

A. 憲法・行政書士法です。これらは得意というか得点を取りやすい上に占めるウエイトが大きいとのことで頑張りました。この2つの科目は丸暗記するくらい頑張った記憶があります。暗記がそれほど苦にならない、理解しやすい科目だと思います。試験にはそれが大きく反映されたと思います。(この2つで正解率9割くらいありました。)これから行政書士試験を受ける人には、是非この2つは特に頑張ってほしいと思います。
ツ

Q. 苦手だった科目は何ですか?また捨てるべき科目はありますか?

A. 苦手だった科目は地方自治法・行政法です。(一応大学では行政法のゼミを専攻していたのですが)まあ、試験当日にはそこまでの苦手意識はなくなってました。苦手だったなりに何度も何度も復習をしました。

しかし、試験では「地方自治法」は最悪でした。苦手なりに一生懸命勉強していたつもりだったのですが、試験は5問中全滅・・(うち2問は記述)

地方自治法は捨てた気は全くなかったのに、まさかの全問不正解。法改正直後ということで、「今回の試験でも狙われるだろう」と通信講座の担当の方にも言われており、それなりの対策も自分なりにはしていたのですが、結果はついてきませんでした。

商法や税法、戸籍法などを受験テクニックとして捨てる人もいるようですが、出きるだけやめた方が良いです。勉強さえしていたら、さほど難なく解ける問題が出る可能性も高いからです。早めに勉強して、テキストを最低でも3回くらいは回すようにしたところです。

Q. 独学ですか?それとも通学・通信ですか?

A. 初めは「資格の学校TAC」や「大原」「ダイエックス」なども考えたのですが、結局通ってません。お金があまりありませんでしたから、ユーキャンの行政書士講座を選びました。

ユーキャンの特徴はまず、テキストが豊富で(各法令毎に1冊あって、一般教養も国語・数学・時事問題のテキストも充実していました。)何と言ってもわかりやすい!法律初学者にもわかるような説明がされてます。(イラストもついていますが、それより文章がとても読みやすいです。)

質問にも電話で受け付けてくれます。課題を郵送で提出すれば添削してくれ、講師からのアドバイスももらえます。法改正資料や試験要綱、受験手続きの詳しい資料なども無料で届けてもらえたので、手続きの不安・最新情報に対する不安が解消されました。特に重宝したのが、持ち運びにも便利なコンパクト過去問集です。※現在は過去問題集2冊(過去9年分)となっているようです。

資格スクールに比べて安上がりで、分割払いだと月々4,000円弱で済んだというのもありがたかったです。

ただ、僕はそれだけでは不安だったので、当時16万円くらいするTLTという合格保証プログラムのソフトウェアを購入してひたすら繰り返しておりました。

その当時は家にいるときは常にパソコンを立ち上げてTLTをやっていた感じです。このソフトも今は大分安くなったみたいですね。

結局のところ、行政書士試験合格の為にそこそこお金を使ったのですが、僕は何としても1年で合格しなければならなかったので、まあ結果的には良かったのかなと思っています。

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